富士の噴火について         7月15日

 メルマガの本題に入る前にバイブルコードメッセージVer2.0の説明会のご案内です。今までは購入者を対象にした使い方の講習会を実施してきましたが、今回はこれから購入を検討する方向けの説明会です。
 講師は私以外にソフトのサポートをお願いしている小島さんと、私よりお話の上手な南光さんにもお願いしています。3人で様々な側面からソフトについて説明する形を予定しています。
 会費3,000円ですが、ソフトをご購入頂ける場合はこの金額をCD価格に充当し、値引きとさせて頂きます。もう少し席に余裕がありますので、ご検討頂ければ幸いです。

7月22日日曜日 暗号解析ソフトの購入予定者向けの説明会
購入予定者向け会場説明会申し込みページ

 ここから本日のメルマガです。
 阿蘇山、大雪山と噴火について調べてきました。日本の色々な場所との関連が明らかになってきましたので、噴火の関連の最後に富士山についても調べてみました。
 富士山は1707年の宝永の噴火を最後に顕著な活動はなくなっています。気象庁の資料で調べると2000年前から1707年まで活動していたことになっています。その間時々、何百年という間隔で噴煙を上げたり溶岩を噴出したりもしています。

 その後気になる物としては、1897年に富士山の山頂で噴気が観測されています。80度くらいあったみたいです。気象庁によれば最近でも今年の2月11日に富士山北西の3合目で湯気が観測されたそうです。
 これ以外にも変化は出ていると聞いていますが、気象庁が公表するレベルにはなっていないようです。

 元々火山ですし、2011年の3月11日の東日本大震災と、その直後の3月15日に発生した富士山南側のM6.4の地震の影響で、富士山近傍の地震活動は活発化しています。
 これ以外には富士五湖の一つ山中湖の東側での地震が活発化しています。このエリアも含めて富士山直下のマグマだまりが3月11日の地震の影響を受けているようです。

 7月3日のメルマガで千葉県南部の地震について触れました。この地震の後に上記山中湖の東側の同じエリアで地震が2回起きました。確かM4にも満たない物ですが、30分間隔で2回も続いたことと、千葉県南部の地震とのつながりを感じる物でしたので、今回の解析をおこなう必要性を感じたところでした。

 富士山の噴火が実際に起きるとどうなるか、様々な本にも書かれています。ハザードマップも準備され、富士の噴火が現実的な物であることは多くの人の認めるところとなっています。
 本屋さんにある富士の噴火の本を見ると、大半は噴火による火山灰による被害を伝えています。関東の広いエリアに火山灰を飛ばし、数センチは積もらせる想定が多くなっています。

 富士山のそばには東名高速と新東名高速、新幹線、東海道線などの物流の動脈とも言うべき物が存在しています。
 これらの交通は噴火に伴い大きく影響を受けるでしょう。噴火は予想では数ヶ月続くと想定されています。その間このエリアの物流はストップし、空港や港も状況によっては使えなくなるでしょう。

 富士の噴火はこのレベルの問題を起こします。でも、これは想定であって、現実に何が起きるかは分からない部分が残ります。
 自然が相手ですので、激しく噴火を起こす事態となれば、現在の富士山の山体を吹き飛ばすことも、富士山の下にあるマグマだまりの規模からすれば考えられることになります。
 その場合被害はもう少し大きくなると思います。それでもこの災害で他のエリアが活性化して世界が崩壊すると言うことにはならないでしょう。例えばすぐにイエローストーンが噴火するという事ではないと思います。プレートの歪みのエネルギーの伝達には、3月11日の地震から見るように、それなりの年単位の時間が必要です。

 現状で噴火が起きた場合の問題は、その後の日本の経済活動、政治活動にあります。日本には現在戦争に巻き込まれるリスクがあるので、このリスクが顕在化しやすくなります。
 政治経済の混乱は、尖閣列島の問題を戦争へと導きやすくなります。私たちにとっての火事場泥棒が、戦争の相手国として演出されると言うことです。

 今中国は地方の混乱が非常に大きな問題となり、政治的な統制が難しくなると色々なメディアに書かれているほどです。この様なときほど外部に敵を求め、戦争を起こすことで内部をまとめ様とする力が働きやすくなります。実際に尖閣には漁船が来ていますから、今対応を間違えると戦争につながる混乱が続くことになります。

 実際に政治も混乱する手前にいるかもしれません。この意味では選挙は来年まで延びる流れだと感じています。先のことは調べてゆかないと分からないのですが、現状では野田首相も財務省も来年を目指していると感じています。
 この中にあって今富士山に噴火されると、混乱は戦争へとつながりやすいでしょう。戦争を望む人々にとっては有利な状況になるのであり、悪い人たちや社会と未来に無責任な人の願いでもあるのです。

富士の噴火 についての解析結果
 富士の噴火はプレートのバランスであり、断層などの歪みのバランスでもある。イエローストーンの北米、トバ湖のユーラシア・アムール、フィリピン、太平洋プレートに関係している。阿蘇や大雪山にもつながっている。
 噴火はマグマよりも噴煙であるが、破壊を伴うかもしれない。戦争よりも平和につながっている。自由や偏向、情報公開にもつながっている。

 富士の噴火が今起きると戦争につながりやすいですが、もっと先まで伸びると平和な時代の噴火となり、私たちはその噴火に今よりも適切に対処できるでしょう。
 この先プレートの動きと地震により富士山が影響を受けてゆくことは避けられないと思います。暗号としては戦争よりも平和な時代の噴火の可能性が高いとしています。

 火山としての富士山は生きていますので、この先富士山は小規模に噴煙を上げたり、湯気がたくさん上がったりするように、時の流れと共に変化してゆくことになると思います。
 宝永噴火並の大規模な物は、まだその予兆も少ない状況であり、まだまだ先にのばせると思います。不測の事態としての小規模な噴火には備えが必要ですが、今すぐ大きく噴火する物ではないと思います。
 現実を見て、不安をあおる噂に踊らされることのないようにしたいと思います。

稲生雅之