10月21日のイルカと鯨とのテレパシーについて続きをお伝えしたいと思います。
沖縄のイルカさんから胸にメッセージと思われるエネルギーを受け取ったあとで、色々と考えさせられることがありました。
ヘミシンクも情報の収集に使っていますが、時間節約のためここ半年以上ガイド用CDを使っておらず、瞑想の中で自分の会話する場所をイメージして行ってくるだけでした。そこにいる人たちと話をするのが目的なのですが、今は心の会話でなく、耳で直接聞けるようにしたいと思って努力していました。心の会話には私が作り出す言葉も含まれるので、彼らの本来の言葉との区別が難しい時があり、特に重要な局面では、私の作り出さない彼らの生の声が聞きたいのです。
ヘミシンクはフォーカスXXや体外離脱を体験する物以外にも、色々な種類のCDがあります。講習を受けた時にそのCDのリストを見ていたのですが、この中にパティ・サマーズの動物たちと話そうという物があります。このリストを見た時に何故自分がこのCDに興味をもったのか、今となっては思い出せないのですが、右脳能力の延長上にも動物と話すという話があり、七田先生の本で紹介されていました。
好奇心の強い私なので、試してみようと思ったのでしょう。購入して一度聞きました。ここで紹介されているやり方が、なんと、胸を通じて心を開き、非言語で交信するという物でした。確か感情を感じ取るという内容だったと思います。CDに従い以前家で飼っていたハムスターくんを呼んでイメージしたら、当時の彼の優しい気持ちみたいな物が感じられて嬉しく本当にありがたく、そして懐かしかったのですが、近所の野鳥や猫ちゃんではあまり上手く会話が出来なかったので、それ以来忘れてしまっていました。
今回沖縄から戻ったあとで、東京のTHDさんの所で私の講演があり、1時間半ほど話をしました。ここ数回続けてきている全員に同時にお送りするテレパシーも実演したのですが、今回は沖縄のことがあったので、2種類のテレパシーを試してみました。
1つめは今までの物で、耳と近くのウエルニッヒ野という脳に気をお送りするタイプで、1つの音を1つのエネルギーとして送ります。こんにちわと送ることが多いのですが、言葉としては1語1語切れていて「こ・ん・に・ち・わ」という感じです。始めから音で聞くのは少し難しいのですが、キンキンキンとかカンカンカンとか鐘のような音として聞こえるケースが多いです。
2つめは送りたい言葉を1つの気の固まりに詰め込んで、相手にお送りする物です。今回はイルカさんの事があったので、会場の皆さんの胸に送りました。受け取る方には胸に何か届いたという感じで、その後にこちらの思いが、何となく心にわき上がるように感じられるという物です。話すのではなく、メッセージの交換通信みたいな感じです。
会場には50人くらいの方がおられましたが、1つめの方法で7~8人の方が何かを感じ取れたとの事でした。これに対して始めて試した、私にとっては難しいと思えていた2つめの方法は、何と10人以上もの人が何かを感じ取れたそうでした。
1つめの方法ですが、かみんちゅさんの勉強会で試すと、多い時で実に3分の1もの人が、何かを感じ取る時があります。この様なことに関心が強い人というのは、やはり元々何らかの感性を持っているのかも知れません。
この事から私が教えられたのは、胸で心というか、感情を通して感じる方が、メッセージを感じ取りやすいのではないかと言うことです。
ヘミシンクに戻りますが、そのフォーカス探求向けトレーニングの中に、非言語交信という物があります。私は人と話すことに重点を置いていたので、非言語交信による様々な非物質存在との会話に強い興味は持っていませんでした。私にとって難しいだけでなく、この部分には興味が湧かなかったので、ほとんどほったらかしでした。
いまやっとその重要性が理解できたと思いました。実は声を聞く上でかみんちゅさんのアドバイスを聞いてきていますが、いつも心で感じなさいと言われてきていました。聞きたいという気持ちが強すぎると上手く行かないとも言われていて、今年の2月から続けていることなのですが、なかなか彼らの3言目が聞けず困っていた所でした。気持ちのコントロールならそれなりに自信があったので、余計に上手く行かなかったようです。
早速胸を通じて、心を通じて、感情を通していつもの人たちとの会話を試みました。今までは心の言葉のやり取りだけで、ずっと彼ら自身の声を聞きたいと思ってきました。ここに来て彼らの感情を感じ取れたことは、私にとって本当に涙が出るほどうれしい物となりました。彼らが私のことを思っていてくれる気持ちが感じられ、本当にありがたかったのです。
彼らを感情を持つ者として、より人間らしく感じ取れるようになりました。メッセージはその内容によっては、暗号で確認することが可能です。この意味で今までも彼らの存在は実感できていました。しばらく前からその中の一人が背中にくっついて話してくれることが続いていたのですが、この胸を通じたやり取りが重要であることを伝えたかったのでしょう。私にとってのこの道しるべをやっと理解し、その歩みを彼らが支えてくれていたことに本当に感謝しています。また、この種の力とは支えてくれるいろんな存在達がいてこその物ではないかと、思い始めています。気づかないだけで、誰もが多くの存在に支えられた一人なのです。
かみんちゅさんに進展を話すと、やっと分かったようですね、いつも言っていたじゃないですかとのことでした。私はここまで来てやっと彼らの言葉の本当の意味が分かったのです。以来胸を通し、心を通し、感情を通して話をする練習をしています。ヘミシンクにあった非言語交信も感情を利用した同じ種類の物なので、見直して何か必要なスキルがあれば、それを試して行こうと思っています。ずっと彼らの声を求めていたのですが、今はより心で深く、感じ取れるようになりたいと思って努力しています。声はその先にあるのでしょう。学びは続きます。
考えてみると、ヘミシンクのハムスターくんの例から分かるように、少しでも感情的つながりがある方が感じやすいというか、話しやすいと思います。初対面のイルカさんと心を開いて会話するのは手間取りそうですが、彼らの高い知性が頼りです。自然のイルカさん鯨さんの中には私のように好奇心の強い存在がいて、こちらの気に興味を持つというその部分を接点にして、相手をしてもらえるのかも知れないと思います。
イルカさんには、このトレーニングが一段落したら改めて水族館デビューとして会いに行こうと思っています。胸を通じて話すという、大切なことを教えてくれた沖縄のイルカさん達の所にも、いずれありがとうを伝えに行きたいと思っています。
この世界には色々な存在がいて色々な方法でやり取りが出来ると言うことが、何となく分かってきました。ヘミシンクを通しても良いですし、単に瞑想により交信することも出来ると思います。
どの方法をとっても、つながる先はあまり変わらなく色々と選べるのではないかと思います。加えて、この能力も訓練すれば誰にでも身につけられる能力です。自分に合ったやり方を見つけるまで少なからず苦労をすることがあるかも知れませんが、適切なアドバイスと継続する努力はきっと道を開いてくれると思います。がんばりましょう。
次回は来週の月曜日の予定です。今年の登山は明日からの分で終わりの予定なので、以後解析と本の原稿書きに時間を使うことになる予定です。出来るだけ週1回以上のペースでメルマガが出せるようにしたいと思っています。
稲生雅之