太陽の伴星と地震の関係      3月15日

 太陽の伴星の関連を調べてきていますが、本に書く上で伴星の存在を証拠から説明できないかを考えていました。
 太陽の伴星は燃え尽きたもう一つの太陽であり、燃え尽きたときの爆発によりその一部が残った物です。

 この推定では、星の燃えかすは核融合反応により生成された重たい原子であり、鉄がその主成分になると予想しています。
 鉄が回転しながら宇宙空間に存在すると磁場を持つことになりやすいです。地球も中心核に鉄を持つので、磁石になっています。

 太陽系の惑星にも磁場を持つ物があり、木星は地球の2万倍の磁場を持っています。このような磁場が地球に影響をもたらさないかを考えてみると、太陽磁場と木星磁場が結合している面を地球が横切るときに、フレミングの法則により力が加わったり、電流が流れたりする可能性のあることが分かります。
 すみませんが詳しくは今書いている本にイメージ図を載せて説明致します。ここでは簡単に位置関係が地震を起こすことにつながることを想定下さい。

 地球に働く力は直接的に地球を揺さぶるので地震につながりますし、電流も同様に断層を刺激して地震につながります。
 理科年表にある世界で起きた地震を100年分統計評価すると、地球が太陽と木星の間を横切るときに、その1ヶ月間で比較すると、平均値よりも1.4倍ほど地震が多く起きていることが分かりました。木星の磁場は地球の地震に直接影響しているのです。

 統計的にもそうなのですが、マグニチュードの大きな地震を14個選び出したときにそのうちの2個が満月で起こっていました。これに対して木星を過ぎるときは4回になります。これはこちらの想像を超えていたのですが、大きな地震につながる強いトリガーを木星が起こすことになるようです。

 続いて太陽の伴星です。伴星はこちらの予想では、現在オリオン座の方向にあります。この方向と太陽の間を地球が過ぎるのは、冬至に当たる12月です。この時期で地震が起きるかを比較すると、平均値の2倍近くになるのでした。
 この方向に木星よりも大きな磁場を持つ物が存在することを示しています。

 地震には水が氷に変わることによる発生の可能性があり、それは冬に起きます。念のため、12月が夏に当たる南半球で統計を取ると、そこでも同様に12月、1月に地震が多く発生していました。
 気温による変化ではないので、やはり何か大きな磁場を持つ物の存在がこれを起こしていることになると思います。

 地球に直接地震を起こしているのはプレートの運動ですが、この原因は私たちが思うよりも太陽系や宇宙の影響を受けているのかもしれません。
 3月、5月、8月にも統計的な多さがあります。彗星のしっぽが残す電流と磁場の影響を考えてゆくとこの時期にも地震が増える理由があるので、地球を流れる電流と向き合うことが重要であると分かったところです。

 太陽からは太陽風やフレアが地球に来て、磁気嵐を起こしています。このときにも地球内部に電流が流れ、この電流を測定することで、地球の内部のマントルの電気伝導度、電気の流れやすさが分かるそうです。これが分かるほどの電気が流れています。
 この一部は地震にもつながっており、フレア発生時に地震対策をお願いしているのはこの事によります。

 地震の予知には地球を流れる電流を計測する事が重要であり、上手く計測すれば、断層面の中にある地震を起こすアスペリティと呼ばれる面が変化する様子をとらえられると思います。この具体的な様子は本で詳しく説明致します。
 とにかく、地震の予知には、地盤の動きに加えて電気的な現象を評価することが重要なようです。

 本に書くに当たり、現実のデーターを集めてきています。地電流が地震につながる部分は説明出来そうですが、地震雲に電気が関係していることは、まだ明確に示せておりません。
 電気が地上に出てきて上空に上がるときに地震雲などを発生させます。地震前兆として光る場合はそのまま電気なのですが、地震雲は普通の雲との違いを電気的に説明する必要が出てきます。

 ここで読者の皆様にお願いです。地震雲の写真はネット上にたくさんあるのですが、30分とかの変化の様子を追いかけた動画が必要なのです。5分おきの写真で数枚でも結構ですので、変化の様子の分かるものをお願いできないでしょうか。
 3月一杯は地震が多いので、この間に見つかる地震雲の変化の様子を集めたいのです。

 私としては、地震雲の中でも竜の形に見えるグニャグニャした線状に出る物がターゲットです。煙突の雲と違って簡単に拡散して消えることがないと思っています。
 電気が流れ終わってしまうと煙突の雲のように消えるかもしれませんが、電気が流れている間は不自然に揺らいで、竜が体をよじらせるように見えている物と思います。地震雲が消えてゆくまでの様子を調べたいのです。
 
 昔の人たちはこのような雲を見て、地震が起きることを知ったようです。そのような伝承もあり、宏観現象として、地震雲として知られているのだと思います。
 断層や地形より判断して電気の流れやすい場所があります。そこには竜岩とか、竜ヶ崎とか、竜に関係する名前がついていることも多いと伺っていますので、この点もご参考頂ければと思います。

 今後の地震予知には、昔の人たちが積み重ねてきた宏観現象を、科学の視点で解析して今までの予知モデルに組み込んでゆく必要があると思っています。この必要性を説明する上で地震雲の変化の様子が電気的に説明できると非常に助かるのです。
 本は今月中に書き上げる予定ですので、それまでに良い写真や動画が撮れましたら、ご一報頂けると助かります。電気的と判断できた物は本に載せさせて頂きますので、ご協力を頂ければ幸いです。

稲生雅之
PS 
ソフトウエアの状況について
 前回説明させて頂きましたソフトの状況ですが、4月末以降が予定の入力と解析のサポートオプションには、ツインソウルの自動解析も加わえる事で進めています。自分と相手の名前と誕生日の入力で結果が出るまでをサポート出来るように調整中です。この部分は決まった処理なので、自動化が出来るようにしたいと思います。
 この機能は今後解析用リストを拡張することで、人間関係を見てゆくツールにもしてゆきたいと思います。親子の確執など簡単に分かればよいと思っています。

 完成時期は来月の初めに改めて公表致します。すみませんが今しばらくお待ち頂けますようにお願い致します。
 あとマニュアルの作成が遅れていることをお詫び致します。本の原稿も書き終えてマニュアルも終わっているはずだったのですが、本をきちんと書くことと、ソフトの仕様を修正してゆくことで精一杯でした。誠に申し訳ございません。
 ずるずる伸びる形で大変申し訳ないのですが、マニュアルは4月の始めにお出しできるように致します。