アワ歌語順で名前や目的を語っていた縄文土偶と土器1 4月7日

 高松塚古墳とキトラ古墳の星図同様にホツマツタエとの関係が明らかになりました。

 アワ歌とは古来より日本に伝わる言葉を教える歌であり、日本語の48音が含まれています。比較する物はいろはにほへとであり、こちらは「ん」を除く47文字です。あいうえおは新しい時代の物であり、サンスクリット語の並びを倣った物とされています。
 ホツマツタエという古文書があり、ひらがなとは異なるヲシテ文字で書かれており漢字が導入される以前の文字体系でした。この古文書が江戸時代の写しまでしか遡れないので、古い物にならず偽書として扱われてきました。
 このホツマツタエの最初に書かれているアワ歌が重要であることを、国宝級の土偶達が証明していました。日本書紀と古事記では抜き取られている部分であり、この二書が白村江の敗戦後に、それ以前の日本の歴史をねつ造して、嘘でへりくだる外交文書として中国の政府に提出した物である可能性を明確にしたところでしょう。物証である5千年前の土偶達はアワ歌の語順で名前や目的を語るのに、これを説明出来ない古文書には、その当時の存在を否定出来るでしょう。漢文で書かれたこれらの文書に、ヲシテ文字の時代の重要表現は都合が悪いので抜かれているのでした。

 論より証拠の部分が大きいので、分かりやすい例として、縄文の女神とハート型土偶をイラストで説明します。アワ歌の知識があれば、そこに込められている数値がアワ歌の順番として赤袴やカタバミであることを、直ぐに理解出来るでしょう。
 縄文の女神はこの点特に工夫されており、広い日本の言語を共通化する目的だったアワ歌の「あかはなま」を「あかはかま」へ1文字だけ変えれば良い語順の数値体系です。当時の人々は文字の知識を教えられていないのですが、数字の順番はアワ歌から分かるので、土偶に表現されていた赤袴を理解出来ていたでしょう。理解出来ないのはアワ歌を知らない私達なのでした。
 ハート型土偶の組み込みには工夫があり、誰もが不思議に思うハート型に、大きな大きな鼻が、上に向けられて鼻の穴を広げています。ハート型はカタバミの葉の形を表し、消臭、抗菌、滅菌作用を求められる薬草として、出産時に利用されていたのが縄文時代でした。組み込み文字情報には、カタバミのみでなく、においはな、毒消しまでが表現されており、土偶の制作者が願った鼻が曲がる臭いを消す効果を持つ物が、カタバミであると表現しているのでした。カタバミは現在も使われている消臭剤の原材料です。
 全体が復元出来ている4体の国宝の土偶からは、その名前なり目的が明確に出来ています。中空土偶が国宝の土偶の残り1体で、両腕が失われていて正確な表現の数値化が出来ず解析が出来ない状況でした。重要文化財とその他の有名な土偶に解析対象を広げても、アワ歌の語順で名前や目的を明確に出来る物が多い事をご理解頂けると思います。以下がそのまとめです。

国宝5体    名前や目的
縄文の女神   赤袴、妊娠
縄文のビーナス アウワ(神)、デザインはへび、かえる、ききょう、ナンテン、かたばみ
仮面の女神   アウワ(神)
合掌土偶    綱、産屋で妊婦が握りしめる綱のこと
中空土偶    この土偶のみ両腕と髪飾り部分が損失しており、残存部分では解析不可。
重要文化財
ハート型土偶  かたばみ、においはな、毒消し
しゃがむ土偶  綱
その他の有名な土偶
山形土偶    産屋、かえる
蹲踞土偶    綱
ミミズク土偶  イモ(ムシ)、はす、イモとはす別物ですが同じ区分にされています。
遮光器土偶   渦でアとワを表す物があるが、本質は帽子を被った裸体の女性像が多い。
        帽子を被った裸体の女性像は世界共通で、縄文のビーナスも該当する。
        妊婦の観点からは、妊娠体操としてのスクワットの表現で産褥熱を防ぐ。

 土偶の大半は妊婦であり、当時の人々が出産で女性達が亡くなることのないように、薬草や産屋の準備など、科学的、経験的に必要な対処をしていた部分を明確にしています。土器と合わせて、出産への準備として何をすべきかを明確にしており、産褥熱を始めとした出産時の病で亡くな事のないようにされていました。事前に薬草を集めたり、焼酎利用の消毒や解毒剤の作成までを土偶と土器に表現して伝え残す工夫をしているのでした。
 私たちは縄文時代には、文字もなく医療の知識もなく、原始時代そのままに生きてきたと教えられています。しかしながら今回判明した現実は大きく異なる様子であり、現代風の西洋医薬品も手術の技術もないのですが、今で言う所の生薬の知識と産屋での座った姿勢でのお産が安全であると言う知識を備えていました。産婆さんの世界に生薬を加える程度ですが、江戸時代とあまり変わらないレベルでしょう。
 出産に際して産道を通って出てくる子供の頭が、出産にかかる時間に応じて状況次第で通りにくいことがあります。いわゆる難産であり、この場合産道のおしり側が裂けて傷になるケースがあって、ここに衛生上の問題があると雑菌が入り込んで破傷風になるのでした。これだと死に到る病です。子供が産道から出てこれなければ母子共に死に到る時代でした。ホツマツタエにも皇女なのに、当時の医療の高い水準があっても産褥死する状況は書き残されている時代でした。

 産道の傷をメインに考えて、様々なケースが考えられるのが出産時のリスクです。長時間の陣痛による心肺系の問題にはがまの油での球心作用、産道の傷にはまむし酒の消毒と解毒作用、陣痛にはナンテンの葉の麻酔作用までが利用されていました。桔梗の根を使って排膿作用も追求しており、産道の傷への対処も消毒以上にある程度治療出来る体制で、出産に対処出来たのでした。カタバミは産屋を消毒して清める目的だったでしょう。
 ここまで書いた一通りを土偶と土器に表現して、知識を残す工夫をしていたのが、約5千年前の縄文時代の現実の姿であるとアワ歌語順の解析により明確になったのでした。
 当時の消毒は焼酎を使うレベルであり、明確なアルコール濃度は分かりませんが、残されている蒸溜作業の描かれた土器のイラストからは、濃度が60%前後で消毒作用に利用出来る部分と、まむしをつけ込んで消毒と解毒の双方までを実現していた部分が明らかです。再現実験をする予定ですが、原理的には全く問題なく醸造酒を蒸溜して、高濃度のアルコールを取り出せるでしょう。これが約5千年前の技術であり、消毒のみならず美味しいはずの焼酎やブランデーまでも作れていたと思われます。蒸溜の手法も含めて、土器の説明では薬草の種類と蒸溜アルコールの製法をあとで説明します。

 当時の文明の程度を示す内容なので記事は複雑になりますが、順番に説明します。まずはアワ歌の説明です。以下がその歌詞です。

ア カ ハ ナ マ
イ キ ヒ ニ ミ ウ ク
フ ヌ ム エ ケ
ヘ ネ メ ヲ コ ホ ノ
モ ト ロ ソ ヨ
ヲ テ レ セ ヱ ツ ル
ス ユ ン チ リ
シ ヰ タ ラ サ ヤ ワ

 当時の日本語としても、現在の日本語としても、言葉に意味はないと思います。発音練習という感じであり、演劇で使う訓練にあるアエイウエオアオの様な使い方を抱えています。
 どうしてアカハマナの並びなのかについては、非常に深く考えられた意味があるのでしょう。こちらが考えた所では、ホツマツタエの説明に従い、前半と後半で男女の歌い分けをしている部分が非常に大きな工夫だと思います。こちらとしては日本語の女言葉がここから生まれたとさえ感じるほどでした。
 並びを調べるためにアカサタナと比較してみると、アカサタナはサンスクリット語の表記から来ているそうで、口の動きと音の大きさなどの総合判断でアからワを並べています。
 直ぐに分かるとおりでアワ歌もアから始まりワで終わります。共通する何かの存在なので、サンスクリットの並びと比較すると、そこにあるのはアカサタナとハマヤラワの並びをある程度混在させて、単純な強弱の並びではなく2回強弱を繰り返す並びにしているのでした。
 意味は簡単です。前半の男性の部分で強弱を一回、後半の女性の部分で強弱を一回です。ここに女言葉を生み出しうる差が組み込まれており、一般に低い声の男性と、高い声の女性の高低の差までを意識して、前半と後半のバランスを取っているのです。
 アカハナマで力強く男性の声で歌う後に、高く響く女性の声でタラサワヤとして、それぞれの特長を生かして双方のバランスを取る工夫です。根底にはサンスクリットの並びが意識されており、これを単純に男女で半分に分けるのではなく、うまく混ぜて双方の特徴を分かりやすくしているのでした。男女の差なく発声する言語と、その差までを意識した日本語故の工夫でしょう。この工夫は純粋に科学でもあるので驚かされた部分です。
 そしてこれは結果にも現れているのです。女言葉では「てよだわ言葉」が普通ですが、もちろんタラサワヤの系列の言葉です。偶然とは思えないのであり、「てよだわ言葉」は明治時代に発展したと言われていますが、情報がどこまで正しいのかは難しい所でしょう。本質で知りたいのは縄文時代であり、ホツマツタエの姫様達の和歌から判断出来ると良いのですが、こちらには「ヨ」が少し多いくらいにしか調べられませんでした。今後多くの人がこちらの見落としも含めて検討される事を願っています。アワ歌においてアは男性の言葉であり、ワは女性の言葉であって、その違いこそ女言葉の存在でしょう。

 この後での説明ですが、仮面の女神はヲシテ文字の特徴を表現しており、アカハマナ~ワの記号表現と、アイウエオの記号表現の双方を抽象化して表現しています。この意味で仮面の女神はアウワの神を奉じる言霊の女神となる状況です。
 言霊は現時点ではどの様に科学にしたら良いのかが明確にならない科学の対象です。本質はこちらが現実について行けていないだけなのです。仮面の女神を見ると分かるとおりであり、言葉を教える目的よりも、巫女としてのあり方に強く影響しているでしょう。これが言霊の現実であると言う意味です。
 つい最近になって、ヲシテ文字で書かれた縄文時代の占いであるフトマニの全文を読む事が出来ました。関係する研究者達の努力のおかげであり、そこには言霊という区分で語られる歴史的な経験の蓄積が、人間として生きる上での格言として、128種類の占いの結果として書き残されていました。こちらにとって言霊には歴史の蓄積があると言う意味であり、日本人なら日本人としての歴史の積み重ねを反映する物こそ、こちらとしては、言霊であると説明したいのでした。

 言霊として言葉に不思議な力があると口にするのは簡単ですが、科学になるにはまだまだです。言霊を口にしながら、男女で歌うアワ歌が全く広まっていない現状は、この種のオカルト情報が正しくないことを示すのみならず、まだ関連する情報が足りないことを表しているように感じます。女言葉を生み出すだけだとは思いにくいのでした。
 そして直近の近未来に人霊と自然が姿を現す時には、フトマニを通じて人霊達の監視結果の情報を地の声同様に渡せるようになるので、ここに通信手段としての言霊の意味が明確になるはずです。単に人々がこれを認めるように変わるという姿です。今は信じないので役に立たないと思っているのでした。
 ついでに書くと、ホツマツタエでは八百万の神の世界です。でも実際にこれを感じることは縄文時代から難しかったのではないかと思います。その現実を土偶にも託したでしょうし、ホツマツタエの二つの悲劇にも表現されています。箸墓古墳に祭られるヤモトモモソ姫とヤマトタケ(ルをつけないそうです)の悲劇の最後です。神の怒りに触れるとこうなる部分が表現されているのですが、この意味が最近まで分かっていませんでした。国のために努力しながら悲劇の最後を迎える理由が神のたたりに近い物なのでした。
 地の声を通じて、自称むごい神ミロク大神様と仮名たたり女神大黒おくされ様が人霊と自然として情報を渡してくれています。むごい神は争いに勝つためには自軍の兵士を殺さざるを得ないので、生け贄的な戦術に自分も苦しみ、人間にもむごい態度であると伝えています。自然はこの争いのとばっちりで環境破壊が進展しており、人間にたたると苦しんでいるのでした。彼らを苦しめるからこその人間の苦しみです。この種の自覚が八百万の神々に対して必要であると理解出来たところです。
 普通の人にとっては神など見えないしいないに等しいのですが、この地で共存している存在なので配慮しないと悲劇に見舞われることを知って欲しいのでしょう。大きな物から小さな物まで、自然災害にもこの種の意味がありそうです。

 この流れだと、今後それなりに言霊を科学に出来るでしょう。未来の予想を可能にする経験の蓄積をなめてはいけないのです。この地においては1366万年もの時間をかけていますし、その前を遡ると億年の単位でしょう。こうなると思考がついて行かないのが私たちの普通の姿でしょう。これを超えて歴史を取り戻して先に進みたいのですが、続きは自然が動きを見せてからでしょう。
 この地の先史文明の遺跡は、1366万年前において、距離や角度で日本語の1142や118731、369を語ります。良い世に、良い花咲い(た)、ミロクなのです。日本語はヘブライ語同様にこの地の人類の始まりの時から使われているので、先史文明の遺跡の教えるアンドロメダ銀河からの争いの続きを、この地で繰り返していることは間違いなさそうです。
 信じにくいでしょうが1366万年の長さがあると、地球から見る星座は皆数万年で形を変えて意味をなくすのですが、アンドロメダ銀河や乙女座銀河などはその遙か彼方にあるので、位置を変えずに地球を見守るのです。エジプトで有名な全てを見通す目がホルスの目としてアンドロメダ銀河に割り当てられているのは、恐らく間違いなくこの理由でしょう。これを真似る物がキリスト教のプロビデンスの目であり、善の側の意味を偽装する偽善の側の姿です。

 先史文明の遺跡にはアンドロメダ座とアンドロメダ銀河を強調する、グアテマラのティカル遺跡があり、古代の遺跡の世界における中心的な役割でした。星座は時と共に形が変わるので、本質的に重要な場所こそアンドロメダ銀河なのです。二つの月という続きのテーマの記事で詳細を説明しますが、彼の地で行われていたと思われる類人猿と宇宙人の遺伝子操作で生み出された人間こそ、この地で再び行われている同種の人間の姿なのです。1366万年の長い時間をかけて遺伝子の安定度と健康問題を、私たちの祖先はこの地で自然と共に確認し続けて来たのでした。
 当時から善と偽善に分かれて争いを続けているので、アンドロメダ銀河では偽善の側が勝利して、完成していた遺伝子はともかく、それを支える自然を破壊したのでしょう。こうなると自然との共存が前提の遺伝子だけでは生き残れず、今この地でのやり直しになっているのでした。
 信じられないほど遠い、いにしえより続く善と偽善の争いであり、今回今この地で結果を出せるかが問われているのでした。2020年より明確になった新型コロナウイルスの拡散はバイオテロとしての偽善の側の争いの手段であり、これをどの様に解決するか、2020年の4月において重要な局面を迎えているのでした。

 話を土偶と土器に戻します。縄文時代にアワ歌が存在するとして、土器と土偶にどの様に反映されているのでしょうか。
 既に見てきたように、縄文の女神とハート型土偶においては、組み込まれている注目すべきデザインの数で、アワ歌の語順を表して日本語での意味を伝えているのでした。これを否定する事は、国宝級の土偶のデザインを否定するレベルになるのであり、ほぼ不可能でしょう。
 土偶達はアワ歌の語順を利用して、その名前や目的を持たされているという現実こそ、当時の人々の残した縄文時代の文明の本質でしょう。今考えられているよりも遥かに高度な文明だったのでした。
 まずは個別の土偶の組み込み情報を見て行き、その工夫された表現を説明したいと思います。続きは仮面の女神の組み込み状況の説明です。

 この流れで進みますが、続きに数値の説明が長く続いて何を伝えたいのかを疑問に感じる人も出るでしょう。数値はこの記事の結論につながるので説明したいのです。先に結論を書いておけば、興味を失わずに進んで行けるでしょう。
 土偶達に込められた言葉には、合計116になるという強調が存在していました。以下がその内容です。

うぶや+ニンプ+つな+いす+やくさけ(ほのお+くすり)+うぶゆ=17+25+12+12+18+14+18
 =116 ;ホツマツタエから調べた出産関連の言葉
へび+かえる+ききょう+ナンテン+かたばみ=17+17+27+32+23
 =116 ;縄文のビーナスの表現する薬類
あなつば(有孔鍔付土器のこと)+いづべ(土器のこと)+ほのお=43+59+14
 =116 ;有孔鍔付土器の用途
補足
いづべ+ほのお=しょうちゅう ;火炎土器の意味、焼酎は当時の言葉が不明確
       =くすり+さけ
       =36

 116の先頭は、ホツマツタエの記述にあわせた物であり、ホツマツタエを意識している可能性も高いはずです。長野県中部で当時ここまでを意識して土器と土偶を残したと思われるのでした。火炎土器が焼酎を意味しており、その製法までもがこの後説明する土器に表現されているのでした。
 続きはキトラ古墳と高松塚古墳の星図とホツマツタエとの関係を明確にする部分です。まずは参考情報です。

以下は、合計116同様に数字を足し算して遊ぶ手法のキトラと高松塚古墳の星図の説明。
先史文明の遺物だったホツマツタエ 6月23日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=537
キトラ古墳にも含まれていたホツマツタエの875 6月25日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=538
神社と遺跡とホツマツタエに組み込まれていた4160年 6月28日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=540
高松塚古墳の教えたハドソン湾極時代の月の白道と二十四宿 6月29日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=541

 合計を計算するためにアワ歌語順の言葉を計算します。
キトラ
72645
数字合計23
数値合計78 以下この順です。

たかまつづか(高松塚)
442535352
合計 28
  123

ホツマツタエ
合計 41
  158

せいず(星図)
33637
合計22
  76

こふん(古墳)
221339
合計20
  64

小さい合計数値 134
        176 星図と古墳を2回足す。以下同様。
大きい合計数値 499
        639
土偶の合計   116

 以下の計算で土偶と古墳の星図の関係を表現する。重要数値の混在表現です。
176x2+116=468、x64=29952 太陽の伴星の象徴周期
134x2+116=384、x78=29952
116x8+134x10     =2268  イナンナ数
116x12-176x3     =864   イナンナ数
2268/864/3       =0.875 ;2268と864で875が可能
(2268+864)/27    =116
 ホツマツタエの875と864を組み込めて、関係を明確にする。875はキトラ古墳の星図の数値にもなる。
134x11+(116+176)x3=2350
235は高松塚古墳の星図の数値でメトン周期
おまけで探せた2020年
116x5+60x24      =2020年 ;60はアウワ
(176+116)x6+134x2=2020年

 数字の羅列で分かりにくい部分もあるでしょうが、ホツマツタエが伝えている875と864の数値がキトラ古墳と高松塚古墳にあるだけではなく、土器と土偶に表現されているアワ歌の数値116からも、アワ歌の語順で計算するキトラ古墳と高松塚古墳の星図を意識することで、同様に875と864が表現出来ることを示したいのでした。
 端的に言うと、土偶と土器も、ホツマツタエに絡めてキトラ古墳と高松塚古墳に表現された875と864を語りたいのであり、116という数値を準備していたのでした。そして双方がホツマツタエの知識を使っていることを、縄文時代の人々は明確にしたいのでした。

 縄文時代が高度な科学であった部分は、キトラ古墳の星図からも明らかですが、同様に天文の知識としては岩屋岩陰遺跡において行われていた暦の計測からも明らかです。関係する情報が重要なので日本の先史文明の遺跡のレベルを書いておきます。暦の精度は世界一に等しいでしょう。
 加えて青森県にある大湯環状列石と、伊勢堂岱遺跡も暦の遺跡であり、前者は6万年前から3万年前の暦である1年360.06日と月の暦1周25.72日を数えていました。後者は6万年よりも前の暦である1年371日と1周25.3日です。これらの数値は世界の先史文明の遺跡で表現されている物と同じであり、縄文時代に再現するような種類の遺跡ではなく、当時使っていたからこその存在なのです。
 現在と異なる暦の数値は受け入れにくいでしょうが、地球では6万年前と3万年前に極移動が人為的に起こされており、当時の人々が高度な科学技術で争いをした結果なのです。
 3万年前の暦はユーマニアのサルミジェゲトゥサ・リージア遺跡のサークルに表現されており、大湯環状列石と同じ数値を導いています。こちらのサークルは有名ですが、その使途が分からないのでした。暦の数値を変えるという発想が如何に受け入れがたいかを示しています。
 6万年以上昔の暦は、レバノンのバールベックの遺跡と、ペルーのサクサイワマン遺跡で確認が取れるのでした。これらは巨石で有名な遺跡であり、日本でも探してみると巨石を用いた遺跡はそれなりにたくさんあるのでした。いつ作られたのかが不明瞭であり、ダイダラボッチの伝説で語られる物が多いでしょう。
 常識を外れると、そこに現実が存在しても、それを認識出来ないのが私たちの価値観なのです。暦の数値の変化はここまで説明してもまだ受け入れられなくて普通でしょう。

 ここで縄文土偶と土器の比較になるのです。大湯環状列石と、伊勢堂岱遺跡も暦の遺跡として数値で語り、過去の現実を表すのですが、その数値が書かれた物が極端に少ないので受け入れにくいのです。実はホツマツタエの875日は6~3万年前の時期の暦の数値であり、参照記事で説明しているとおりなのです。この過去の数値が明記され意味を説明までされている物こそホツマツタエであり、この種の数値が直接書かれている物は非常に少ないのでした。
 記憶の中では、イラクのニネベ定数が同時期の当時の暦であり、人々はその意味が理解出来ないので、ここでも石版の数値なのに無視されているのでした。
 この記事でも既に説明したように、2268と864というニネベ定数を使って875が表現可能ですし、ニネベ定数は暦の数値とその計測数値の積なので、様々に表現を変えて当時の暦を伝えているのでした。
 ここで説明したいのは、ホツマツタエには明瞭に6~3万年前の暦とその性質が記述されているのであり、その計測を行った遺跡が大湯環状列石であることを明確に出来る事です。ホツマツタエが先史文明からの情報までも含んだ古い時代の情報と、1年365日の3万年前以降の縄文時代までの情報を含んでいることが明確であり、こちらの暦は世界一に等しい精度で岩屋岩陰遺跡において縄文時代に巨石を用いて計測されていたのでした。
 日本の遺跡の暦の詳細説明は以下です。

先史文明が伝える古からの地球の歴史と未来13 10月10日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=593

 古い遺跡は実際には日本にも多いのですが、その古さを知る事が出来ないのです。岩がどれくらい昔に削って加工されたかを知る事が難しいように、木や骨も古くなるとどれほど昔の物かを知る事が難しくなるのです。何よりも残りにくいのであり、偶然が重ならないと化石にはなりにくいでしょう。世界の遺跡で見ても4~5万年を超えて古い物は、ほとんど見つからない文明となっています。骨のかけらで100万年前などと言われるのですが、文明の痕跡を探せないからこそ、当時の姿が分からないのでした。
 日本では、法隆寺の南側に1366万年前から都市があり、そこが拠点であったと先史文明の遺跡上は明確です。先に紹介したティカルの周辺やカーブル、エルサレムも含めて古い都市はたくさんあって、それぞれの民族が自分の種族を纏めている場所なのでした。
 詳細は2つの月の記事で説明します。この記事ではこの程度でも全体像を想像出来るでしょう。

 縄文時代には、政権内部には文字が存在して、高度な科学も存在していました。暦の計測が数学的な科学その物でしょうし、生薬を用いた医療も同様です。出産に関連する技術を残しているので、これを単なる経験の蓄積と考えるにはホツマツタエとの一致が多過ぎるでしょう。アルコールが蒸溜出来て、銅も鉄も実際には少量ですが使われていた時代だったのでした。
 縄文時代は原始時代から進歩した文明などではなく、いにしえから続く文明と同じ物であり、高度な科学を王族や貴族のみが利用していた時代です。国民に文字と科学を広めないことで自然環境の破壊にも配慮をしており、加えて遺伝子の長期安定テストのために、あえて生物的に劣悪な環境で、医療技術も制限することで、健康を維持出来る部分を試してきたのでしょう。現代は争いのために例外的な状況であり、自然の回復が今後は重要になるところです。
 ホツマツタエは、本質としては6~3万年前の先史文明の情報を組み込んだ歴史書であり、当時の遺跡である大湯環状列石での暦の計測結果を記録しています。縄文文明はこの後継者であり、現在の高度な暦と同質の暦を岩屋岩陰遺跡で実現していました。
 縄文時代は国民が文字を使わないからこそ、低度な文明にしか見えないのでした。文字の存在が土偶と土器から明確になってみると、そこにはホツマツタエに描かれている文明の本当の姿が浮かび上がるのでした。

2につづく
稲生雅之
イオン・アルゲイン
以下イラストの数値です。
縄文の女神 線の数 妊婦
腹   1本 あ、 5角形、ま
胸   2本 か、W型でVの2回の意味を持ち、2回でもある。乳房x2も可能。
頸   3本 は
 ここまでで赤袴になる。
背中  1本
右足 26本 と
左足 28本、そ、になる
右足後ろ 26本+4本おしり と、を、な
左足後ろ 33本+4本おしり せ、す、な
 赤袴、七歳とぞ 七歳で神の永遠であり、赤袴は永遠の意味になる。組み合わせは多いはずなので一例とする。
赤袴  縄文の女神は、高さ45cm、淡い赤褐色をした土偶であり色は赤袴に相応しい。
12325
数字・数値 13
全部足す 129=1+2+3+5+1+26+28+26+33+4
 129;アカニ、または、ニク、アヨ
妊娠・ニンシン
9394239
数字合計  39(一桁数の合計)
数値合計 129  ;129の一致は意図があっての合理的な一致になる。

ハート型土偶 渦の数 妊婦
前面 5個
右面 肩x1 脇腹x1
左面 肩x1
背面 9個、2個ペアx2含む
肩  4個、2個ペアx2
目を2個と見ると、これも2として使える。出っ張りで表現なので鼻と差がある。
鼻の穴を2個と見ると、これも2個として使える。用法に差があると思われる表現。
アワ歌順
244310、カタバミ    一通りを1度だけ使う。鼻の穴は使わず。
921634、ニオイハナ   鼻の穴を2で使うと一通りを1度が成り立つ。笑うしかない。
26121742、ドクケシ  合計25で同上。

以上