WHOとCDCのウイルス拡散の問題を告発する自然3 2月26日

 このページから教科書の嘘の実態の説明です。WHOとCDCの政策を批判する記事です。WHOが各国の保健衛生当局に様々な勧告を出して影響した結果がその国の治療指針であり、教科書にも反映される内容でしょう。
 医療の教科書からは、スペイン風邪の詳しい記述はすっぽり抜かれています。何が問題でどの様な結果になったのか、インフルエンザのパンデミックの最大の物なのに、そこから何も学ばないなど、おかしいと感じてまずは普通です。5千万人から1億人も亡くなった最大の事故から学ばないなど正気ではないと考えて下さい。WHOとCDCの狂った態度はここから始まりです。
 繰り返し書くように、当時の未熟な混合ワクチンの害毒と、治療薬の解熱剤の副作用で大半の人々が命を落とした二重の薬害でした。ペンタゴンワクチン風邪と呼ぶべき物であり、アスピリンの薬害でもあるのでした。この双方の薬害を隠して、同種同様の薬害で利益を求める者達こそWHOとCDCの狂った悪魔達の姿です。
 普通の医師であれば、教科書に書かれる内容を信じて普通ですので、普通の医師達の善悪の考え方に問題が大きくあるわけではないのです。ここに嘘を書いて自分達に都合の良いビジネスを展開するのみならず、他者の健康とその命さえも、自分達の利益に変えようとする悪魔達の行動こそが問題なのでした。WHOとCDCの内部だけでなく、同様の利益にたかるノーベル財団の中にも悪魔達は存在して、その権威を利用して利益を誘導するビジネスを行っています。ここではノーベル賞の問題は最後に簡単に触れる程度にします。医療の記事側で詳しい批判を展開する予定です。

 新型コロナウイルスは、この部分を書いている2月24日の時点ですが、死亡率が高くなる様に偽装されているだけでなく、まもなく中国からたくさんのウイルス感染者達が、発病している人も含めて安全という触れ込みで世界に拡散するでしょう。今のままだとこれを止めることが難しいでしょう。中国共産党が世界にインフルエンザを広める役割であり、医療業界への利益誘導を自分で望んで行う姿です。
 彼らとしては経済活動を守るという名目もあるので、低めに見せている感染の拡大が低下したところで、各国との人と物の交流を元に戻したいでしょう。日本は元々ほとんど規制していないほどですので、感染者達も中国からそこそこに入国してウイルスを拡散中だと思います。
 現実の今後ですが、新型コロナウイルスの封じ込めが出来たように見えても、バイオテロなので、続きを他の場所で実施するだけです。時間の問題で簡単に感染は広がるでしょう。重要なことは、死亡率の低さを知ることと、その治療方法を広めることです。
 死亡率が実際にどこまで低いかは不明瞭です。今は2%のままですが、2009年のパンデミックを見誤ったWHOの同種の失敗から見れば、死亡率は1/10まで低下する可能性があるほどです。
 残念ですがここに根拠のある数字が出せない現状ですので、今後の各国の死亡率と、PCR検査法の処理能力と正確さが向上することを待つしかないでしょう。症状を見る限りでは、ウイルス性肺炎が治療方法の嘘で問題を起こしている部分が解決できれば、普通のインフルエンザと変わらないところまで死亡率を低下させるでしょう。
 WHOとCDCはワクチンと治療薬の双方でのビジネス拡大を狙っており、死亡率など意図的に高めに出す嘘を垂れ流しており、治療方法も人間の免疫で治る物を治療薬の効果に偽装する物が複数出てきている有様で、医療の知識のない一般人を騙す詐欺行為が続いています。

 こちらとしては、必要な準備が出来たところで、早めにこの情報が広がるように自然に動いて欲しいと思います。カトラ山の大規模な噴火が望ましいのですが、自然災害の続く最後のステージにカトラ山だと思っています。今は彼らを信頼して情報の準備を進めるところです。
 治療方法は、解熱剤に頼らず人間の免疫を信頼してそれを守ることです。100年も前に学んだ教訓です。現場から漏れ聞こえる状況を聞く限りにおいて、同様に有効に使えるはずです。医薬品を使わない治療方法として関連記事に紹介していますし、人間の免疫を刺激する方法も漢方と丸山ワクチン他でも可能なはずです。この部分は感染の拡大に応じて重要になるかも知れません。
 自己免疫を活性化する事と、浣腸他で免疫作用の本拠地である腸管の健康と栄養、水分補給を守ることが非常に重要でしょう。100年前も肺炎菌とウイルスの双方での肺炎と思われ、当時の治療法でもウイルス性肺炎に対応可能です。人間の免疫にとって、細菌もウイルスも排除の対象なのでした。
 現代の医療は、WHOの嘘のせいで、ウイルス性肺炎には効果的な治療方法がないとされています。解熱剤を新型コロナウイルスの肺炎に使うという医師がニュースに紹介されるほどであり、この問題こそ最も情報公開に重要でしょう。医師達には嘘をつくWHOの側が信頼されるのであり、詐欺師の詐欺の方が100年前の現実よりもスマートなのでした。これを変える部分こそ、自然の協力かも知れません。

 教科書の嘘の説明に移ります。以下の本を紹介したいと思います。

WHOの立場を継続し自分達の嘘も描く本。医療の教科書の参考書の位置づけです。
免疫力を強くする     宮坂昌之 日本免疫学会元会長
「がん」はなぜできるのか 国立がん研究センター研究所編
ワクチン学の教科書
ワクチン 基礎から臨床まで 日本ワクチン学会
ワクチン学        山内一也 東京大学名誉教授(執筆時)、三瀬勝利 元国立医薬品食品衛生研究所副所長

WHOと国際医療資本の犯罪を告発する本
ワクチン不要論      内海聡 内科医
ワクチン副作用の恐怖   近藤誠 医師
もうワクチンはやめなさい 母里啓子 元国立公衆衛生院疫学部感染症室長
子宮頸がんワクチン事件  斎藤貴男 ジャーナリスト

 この記事は新型コロナウイルスへの対処を優先するので、「がん」はなぜできるのかについての批判は必要部分にとどめます。続きは医療の記事側でのご説明です。主にワクチンの話で進みます。
 始まりから情けない話で進みます。ワクチン学の教科書を残りの本を読んでから読むと、これが専門書で教科書なのかと疑問が出るでしょう。こちらが読んだ医療の本の中でも最低だと書いておきます。ここではあまり内容を説明しませんが、そのひどさをまとめておくと簡単です。

1)ワクチンの発展の歴史に嘘ばかり書かれており、ワクチンがどの様な失敗を繰り返してきたかを全く説明しないに等しい。これでワクチンの技術が取得できるならあなたは天才です。
2)嘘を書いているので都合の悪い部分には統計も数値的な証拠類もほとんど提供されず、正しさの客観的判断材料がないに等しい。
3)自分達は正しいの立場で書くので、他者の批判が理解できず、科学の論争にさえならない。政治権力で嘘を他者に強制できると考える愚かなくず達の独り言です。

 とにかくワクチンを語りたいなら、100年前にどの様な状況でスペイン風邪が流行し、何が原因でどの様に広がったのか、様々な治療方法があった中で、何が出来て何に失敗したのか、科学の何が劣っていて効果的に対処できなかったのかなど、客観的な事実をまとめて説明しろです。悪魔達には難しいでしょうから、未来の人材の仕事になるでしょう。
 当時のウイルスが見えない時代に細菌ばかりを探して間違ったワクチンをインフルエンザ用に作るだけでなく、12種混合やそれ以上など、安全性の確保もなく利益だけを求めて接種を強制した状況など、反省を残さずにインフルエンザのパンデミックの恐怖を語って何の意味があるのかとしたいです。
 挙げ句の果てが、当時の効果的な治療方法を隠して、インフルエンザによる肺炎併発により、解熱剤を誤用させて今でも患者を殺し続けるのです。歴史を学ばないではなく、国民に歴史を忘れさせる教科書で患者を殺すなど、悪魔を養成する教科書でしょう。
 種痘から麻疹などのワクチンまで、その薬害を書いてこその歴史であり科学の進歩の姿です。問題を知らずしてその技術が使えるなど、正気の沙汰ではないのでした。ワクチン学の教科書にも以下の修正が重要です。

 歴史の教科書には、ヒトラーが第二次世界大戦でユダヤ人を約600万人殺したと出てきます。私たちは近未来の教科書に、スペイン風邪は当時の医療資本とペンタゴンが起こした物であり、ペンタゴンワクチン風邪と呼ぶべき物であって、害毒のあるワクチンの強制接種と、加えて副作用で患者を殺す解熱剤であるアスピリンの薬害で、5千万人から1億人が殺されたと書くべきなのです。しかも100年以上もその事実を隠して薬害の利益を享受してきたのでした。
 この続きでその教科書の嘘を利用して、再びインフルエンザのパンデミックを起こそうとして、被害が少ないままにバイオテロが告発されて消えていったと書けると良いでしょう。パンデミックはこれまでにも数回の繰り返しがあり、そのたび事に肺炎に解熱剤が使われて、不適切な治療法で患者は何十万人も殺され続けたのでした。
 日本の医療産業は、ここまでの惨状を見る限り国有化が相応しいでしょう。利益を求める悪魔達を排除する最も簡単な方法です。塩の専売と同じであり、命と健康を利益に変える悪魔達をまずは排除しましょう。日本は民主主義であり、政治の力で簡単に達成可能です。
 年間数兆円の損失を与え続けた悪魔達の責任を明確にし排除するに加えて、JRはリニアの嘘、電力事業も原発の嘘が隠せなくなって国有化の流れでしょうから、必要な産業を国有化するという同時処理を断行するだけです。
 嘘という隠し事がなくなると経営など透明化して全然難しくないはずですし、医療の科学のマネジメントなど全く出来ていないのが今の姿です。科学には大きく進歩を起こせるのであり、加えて新たな詐欺や犯罪行為などの将来の禍根を断てるでしょう。製薬会社の各種賄賂と効かない薬の広告宣伝費など、社会に不要な物の代名詞になるでしょう。

 ワクチンの教科書は批判する価値を感じないほどです。一般向けにワクチンの嘘を広めたいのが免疫力を強くするの本です。この分野だけだとどこまでこの業界がおかしいかが分かりにくいので、比較に「がん」はなぜできるのかも必要部分の解説を載せます。
 免疫力を強くするという本は、内容としてはワクチン副作用の恐怖と、もうワクチンはやめなさいに批判を加えることを目的として書かれていると言えます。名指しで何度も繰り返して批判し、自分達の嘘を守ろうとするのです。10回以上であり、この後この比較を紹介する予定です。
 彼はワクチンを嘘で守るという目的からずれており、先頭に上げたワクチン不要論には立ち向かえないのでした。始めから嘘が嘘でさえ論破出来ないので無視する態度です。これがどの様な意味を持つのかも紹介します。嘘にも限度があり、自分達の嘘の限度をわきまえているのです。これを見せてしまうこともまた、自分達の嘘の限界を見せる事であり、愚かなのでした。中途半端な嘘を書くからさらに批判を招くのです。
 何故こんな本を出すのか不明瞭ですが、「がん」はなぜできるのかも嘘が満載であり、自分達の利益を嘘で守る必要を感じるほどに、ワクチンとがんの彼らの理解する嘘は酷いのでしょう。そして現実的にも酷い物であり数兆円単位の損失をこの国に強いているのでした。嘘をついて儲ける側としては、嘘を重ねてでもこれまでの利益を守りたいのでしょう。その種の欲こそ身を滅ぼすと知る時でしょう。やることが中途半端で稚拙なのです。

 この記事では10個の批判という各論に入る前に、総論でのワクチンの姿を説明します。どこに根本的な嘘があるのか分かりやすいでしょう。
 嘘をつく側の姿を明確にしたいので、説明には免疫力を強くするの図表を使います。P64の表2-3ワクチンの種類とP89の表3-3ワクチンの効果持続期間の2枚です。イラストに紹介します。
 この2種類の表を見ると、ワクチンの持続効果に50年単位の物と、明らかにこれよりも短い4ヶ月から3年という物が存在する事が分かります。これをワクチンの種類の区分で見ると、不活化ワクチンが持続効果の短い物であると明瞭に分かるでしょう。表3-3にデーターが足りないので分かりにくいですが、ワクチンの種類としては遺伝子組み換えや多糖類タイプも持続効果の短いことが明記されています。
 P222に飛ぶと、ここにはインフルエンザワクチンの効力とその持続期間のグラフが、図5-9として載せられています。このページの説明が自己の信念の表現という嘘丸出しなので紹介したいのです。説明にはこうあります。

 インフルエンザワクチン効果がわずか月単位であることについては、今のところ、その理由はよくわかっていませんが、実際にインフルエンザにかかった人の免疫はもっと長く続くので、ワクチンに含まれる病原体成分があまり適切でないことが考えられます。あるいは、何か免疫機構にブレーキがかかってしまうのかも知れません。
 ここは重要な部分です。グラフは2011~15年の米国のインフルエンザの調査結果です。これに自分の信念に基づいて文句をつけているのですが、自分のデーターを提示しないのです。それならただの嘘でしょう。実際にインフルエンザにかかった人の免疫はもっと長く続くというのですから、そこそこのデーターがあると思いますが、プロが見るとお粗末な物しか準備できていないのでしょう。出せば良いのに出せないのです。しかしながら、それでも嘘はつきたいのです。
 何か免疫機構にブレーキがかかってしまうの部分は、さらに笑えると表現します。ご高説を賜りたいのです。くだらない嘘なのかそれとも理論に裏付けされた何かがあるのか重要な部分なのに煙に巻くのでした。これだと本質的に誠実さに欠けるのです。
 このレベルが日本免疫学会元会長なのです。どんなに優秀でも、つける嘘と無理な嘘があるのであり、無理な嘘をつくので恥をさらすのでした。

 この議論をする意味ですが、ワクチンの本質問題なのです。病気にかかると、二度と同じ病気にかからない物があり、それをワクチンで取り入れるからこそワクチンに効果があるのです。50年続く理由こそ、ワクチンが人間の持つ獲得免疫という物に認識されるので、その状況が長続きするのです。定期的にその種のウイルスや細菌に触れないと免疫が失われる恐れもあるのですが、ここはまずこの仕組みで人間の体が覚える部分が重要であると考えて下さい。表2-3ワクチンの種類における生ワクチンとトキソイドがこの範疇です。
 これに対する不活ワクチンを始めとした残りは、人間の獲得免疫に認識されないという欠陥を持つワクチンです。二度かかることのない仕組みが発動しないと考えて下さい。どうしてこれで病気を防げるのだと感じて普通です。その結果がインフルエンザワクチンの接種直後でも約35%しか効果のない現実に現れるのです。運が良ければあなたの免疫が少し反応するのでインフルエンザにかかりにくくなるの程度なのでした。しかも異物として短時間で体内から排除されるので、効果など持続できないのです。
 免疫機構は複雑なので、その中の一部でも応答性があれば、少しは反応するのです。必ず反応するとは大きな違いであり、生ワクチンとトキソイドをいわゆるワクチンと呼ぶなら、不活化ワクチンにはンチクワという名前など別の名前が相応しいのです。同じ効果など間違っても期待できないからです。
 名前で詐称するのは医療の分野においては信頼性に関わる重要な問題であり、不活化ワクチンはンチクワと呼ぶべきワクチン効果とは別物の医薬品です。国民を騙さないまっとうな名前を考えろと書いておきます。命令は悪魔達向けであり、普通に人なら同じ名前などつけないでしょう。効果があまりにも異なるからです。

 ここに書いたレベルなど、日本免疫学会元会長に分からないことなどあり得ないのです。素直に、「人間の獲得免疫に認識されない」と彼は口を裂けても言えないのです。嘘が崩れるからでした。医療の世界にはがんを含めてこの種の嘘がたっくさんあるのです。医療の教科書の嘘には本当にうんざりなのでした。
 ワクチンの効果が持続しないという表現は現実なのですが、その理由がわからないという表現には、何とかして獲得免疫という物に認識させたいという望みが現れています。しかしながらその望みと現実はかけ離れているのであり、理由が分からないけどこれはワクチンと呼べる物だと言われても、それは自分の都合の嘘でしょうとなるのでした。
 本質論における問題点は、効かない物を効くことにしたい無理から来るのです。この後各論で効かない物を効くことにする無理がたくさん展開されます。宮坂昌之氏はンチクワの製造業界の数千億円の利益を守りたいのであって、人間の健康を守って人々の健康に貢献したいと考えているわけではないのです。ほぼ100%業界の利益のために嘘をつく立場です。これはいわゆる悪魔の所行でありWHOの悪魔の立場を引き継ぐ物でしょう。
 あからさまな嘘が多すぎるのです。一般市民は幼稚なので「日本免疫学会元会長」の立場で物を言えば、皆ひれ伏すだろうというあり方でしかないのでした。大勢の人を薬害で殺すでしょうし、新型コロナウイルス対処でも、解熱剤を推奨してWHOの薬害を利益に変える側での援護でしょう。
 自然が姿を現し人霊達の存在も明らかになり、人間の魂の輪廻転生も明らかになるでしょう。偽善の側に立ち、多くの人々を殺し続けたとしても、善の側はそこにも救いの手を一度は差し伸べるでしょう。真実を語り罪を償うことです。生きている間にこれが出来なければ、死後どの様に償いの言葉を口にしても、これまでつき続けた嘘と同じと見なされて、再びこの世界に生まれるチャンスをなくす可能性が「非情」に高まるでしょう。この世界はその様な悪魔の需要が激減するので、生まれるチャンスがなくなるのでした。
 信じるも信じないもあなた次第です。ここでは宮坂昌之氏を筆頭に変化が起きてから苦悩の日々を過ごすでしょう。

 続きは各論です。まずは日本免疫学会元会長が隠したい問題を明確にする部分から始めます。一つ目は「インフルエンザワクチン効果がわずか月単位であることについては、今のところ、その理由はよくわかっていません」の原因で普通に理解されている物の紹介です。原因も知っているのに分からないことにして、効果はもっと長く続くと誘導したいのです。その嘘つきぶりを説明します。
 二つ目は、インフルエンザの薬害がどの様に隠されているかの実例の紹介です。学会や委員会はインフルエンザの生み出す死者数を減らしたいので、意図的に情報を操作して問題を握りつぶして安全であると教科書や参考書で解説するのです。この種の数字の信頼性を自分達で歪めるのであり、今後さらに信頼されなくなる理由を作っているのでした。
 三つ目は、インフルエンザワクチンが効かない部分が明らかになって、1994年に接種を取りやめた状況を隠す部分です。問題のある過去を隠したくて仕方がないのです。

 彼が批判する近藤氏の本からの抜粋です。P110からです。
 戦後に製造されたワクチンは当初、ウイルスの粒子の全体を使った物でした。(全粒性、という)これは対ウイルス効果が高かったのですが、不純物が多く混ざるため、副作用も強く、接種する対象が学童だったため、社会問題になりました。
 そこで、分解したウイルスを使ってワクチンを製造するようになった。(スプリットワクチン)。これで副作用は減ったのですが、効力も減じてしまいました。次のような証言があります。
 「北大の喜田教授は当時変更に反対した一人だ。
「スプリットワクチンにしたら、効き目を現す力価は5分の1から25分の1に落ちてしまう。」
 喜田教授は高名な小児科医と安全論争をしたことを覚えている。
「水の様なワクチンを作れというのか。」
 との問いかけに、小児科医はこう答えた。
「そうだ」」 (「AERA」2009.10.26)

 この説明には氏の大学である阪大の免疫学フロンティア研究センターの公表している2010年の説明文のイラストをそのまま載せます。誰が見てもスプリットワクチンには効果がないことを理解できるでしょう。ウイルスを殺してバラバラにしたので、免疫側に認識されにくいのです。
 ここでの効力がどこまで効力期間とその効率での評価になっているかを調べていませんが、効き目を評価するならこの積分に近い物になるはずです。この意味において、原因が分からないと言うのは嘘でしょうし、効果期間のみに絞っても免疫に認識されないので当然でしょう。氏の本のP137にも言い訳が書かれていますが、抗体を作り出すB細胞の寿命が短いのは結果であって、定着する必要性が免疫側に認識されないだけなのでした。
 細かい議論になると、もし学会での議論になるなら、権力で嘘を押し通してお終いなのです。正しいかどうかではなく、その場の権力関係で決まるのでした。こちらの論文か正しくても米国物理学会が公表しないことと同じになるのです。
 この状況までを彼らが制御するので、一般人には嘘を垂れ流しても当然であると言う態度であり、正しいことは学会の俺たちが決めるという結果になるのでした。
 では裁判しましょうになると、今度は裁判官にはこのレベルの科学など判断能力が全くないという根本問題に行き当たり、こちらの批判する現行法制度の修正までもが必要になるのでした。科学者の嘘を見抜くには全くもって無能なのです。
 大げさになるのですが、結局の所は情報公開に堪えないので、学会内部でしか通らないのです。こちらとしては署名による司法権行使で情報公開をすれば良いのであり、この種のあからさまな嘘を教科書や参考書に書く詐欺の犯罪行為は、簡単に告発して修正できるでしょう。今のようにやりたい放題の嘘の垂れ流しは出来なく出来るのです。
 現時点ではこれが悪質な犯罪行為であると、ご理解を頂ければ良いのです。

 二つ目の薬害隠しの実態です。これもその実態は立派な犯罪行為でしょう。
 まずは1994年と2015年のインフルエンザに関連する死者数の比較です。1994年は数々の嘘がばれて、インフルエンザワクチンの接種が激減した年です。P113以降の説明です。

インフルエンザによる死亡者数・1994年
 0~9歳   2人
 20~29歳 2人
 50~59歳 1人

インフルエンザによる死亡者数・2015年
 0~9歳   10人
 10~19歳  2人
 20~29歳  6人
 30~39歳  5人
 40~49歳 16人
 50~59歳 26人

 ワクチンを打っても打たなくても、患者数に大きな変動がないという部分を考えると、この中には薬害での死者が紛れ込んでいる可能性は高くあるでしょう。5人対65人の差であり10倍以上です。
 P111には副作用疑いが原因不明にされる実態が書かれています。

・脳梗塞や高血圧がある92歳の女性。インフルエンザワクチンを接種した約10分後、いびきが生じ、意識喪失。搬送先にて死亡確認。司法解剖の結果、虚血性心疾患とされたが、厚労省に報告後、専門家らは「ワクチン接種との因果関係は不明である」と。

 では、このケースも含め、9件もの死亡例を検討した審議会は、どう結論したのか。読者には想像がつくでしょうが、念のため再現します。

座長 「それでは、ただいまの事務局からのご報告につきましてご意見、ご質問はいかがでしょうか。
 特にございませんでしょうか。
 そうしますとご報告頂いた内容をまとめたいと思いますがよろしいですか。
 これまで確認出来た内容としましては、インフルエンザワクチンにつきまして、副反応疑い報告数、死亡数、アナフィラキシーの発生頻度等つきましては、いずれも昨シーズンとほぼ同じであり、大きな変化がないと判断してよろしいでしょうか。
 では、その内容を踏まえまして、現状での取り扱いを変更する必要があるかどうか、ご意見を頂きたいと思います。
 特にありませんか。
 では、ご審議頂きましたワクチンにつきましては、これまでの副反応報告によってその安全性において重大な懸念は認められないという評価をしてもよろしいでしょうか。
 ありがとうございます。では、その様にしたいと思います。」(審議会/副反応 2017.2.27)

 他に誰も発言しないまま、座長のひとり語りが終了しました。
 要するに、ワクチンの副作用で死んでも、他の病気で亡くなったことにされるのです。

 この続きがP121からです。その実態の確認です。

・インフルエンザワクチン・死亡 9人

 となっています。ただこれを載せている審議会資料は、全50項のうち実に19項が「委員限り 公表不可」として白紙になっている。(ダウンロードして印刷したら、白紙がずらずら出てくるので唖然としました)。公表してはまずいことがあるようです。審議会/副反応 2017.2.27)

 これなど署名による司法権行使で情報公開を進めれば、犯罪行為が明らかになるだけでしょう。官僚達が権力で隠すこの種の情報こそ利益を誘導する犯罪の根源であり、権力の乱用なのです。署名による司法権行使で解決できる事例としてあげている伊藤詩織氏のレイプ問題でも、警察は調書という公文書を、部署替えを理由にして意図的に書き換えているのです。公表する義務のない部分が悪用されて、都合の良い犯罪行為を正当化できるのでした。
 この種の同じ種類の愚かな犯罪行為は、国民が知れば続かないのでした。ここまで酷い実態を国民の多数が知ればこれを変える時でしょう。

 日本免疫学会元会長の犯罪的行為に戻ると、死亡率がねつ造されたインフルエンザの安全性をアピールする時点で詐欺でしょう。実態を知らない理由がないからです。これが教科書と参考書に載る医療の科学の実態であると、私たちは知るべきなのでした。

 続きの三つ目は、日本免疫学会元会長が嘘でも論破できないので、無視せざるを得ないワクチン不要論からです。内海氏の本P61、7「ワクチンが効かない」という研究の項目からです。引用はP62からです。

・打っても打たなくても罹患率に差はない
 この研究を簡単に説明しましょう。1979年にあるワクチン事故をきっかけとして一時集団接種を中止し、その後、前橋医師会が調査を始めました。そして約7万5000人を対象に6年間にわたって前橋市とその周辺のデータをまとめたのです。
 調査内容でいうと高崎市、桐生市、伊勢崎市の三つが、インフルエンザワクチンの接種を受けた市で、76%~90%くらいの接種率でした。
 一方接種を受けなかったのは前橋市と安中市でこれはほば0%です。1984年と1985年のデータでは、ますワクチンを打っても打たなくてもほかの年と罹患率に大して差がないこともさることながら、まったく打っていない前橋市と統計上有意差がないばかりか、伊勢崎市などは接種を受けていない二つの市より罹患率が高いほどでした。
 その結果、ワクチンに効果がないことがわかって、全国でインフルエンザワクチンの排除運動が起こり、1994年にインフルエンザワクチンの集団接種が中止されたのです。この結果、95年にはインフルエンザワクチンの接種率は激減しました。
 しかし残念ながら、市民というのはどこまでも愚かな存在なのかもしれません。彼らはそんなことはすぐ忘れてしまい、また製薬会社や小児科医たちもそこにつけこんできます。5年くらいは接種率が減っていたのですが、過去のことなど持ち出させないようにして、再びインフルスエンザワクチンを打つのは当たり前という風潮が作られていったわけです。

 この部分は重要なので、イラストにデーターを紹介します。インフルエンザワクチンには効果がないと証明されたのにもかかわらず、5年以上かけて効果があるという嘘を政権が垂れ流す事で、ワクチンのビジネスを再起動させているのでした。利益を求める医師達のエゴがこれを可能にするのでした。ワクチン注射を打てば自分が儲かるのですから、嘘でもそれに乗って利益を得たいのが浅ましい医師の少なくない一部だったのでした。
 ご理解を頂きたいのは、効かないと証明されても、医師達の嘘で効くように錯覚をさせられる部分です。これを普通に詐欺というのでした。多くの医師達は詐欺師でしょうか。
 問題の本質は、これを主導する厚労省にあるのであり、彼らこそ利益を医療業界に誘導する役割です。国民を犠牲にして、業界の利益を追求する姿勢がここには、明確に現れているのでした。これこそ悪魔の所行でしょう。
 現実問題として、せっかく勝ち取ったインフルエンザが効かない現実が消されてしまうことを情けなく思いますが、一般市民としては医師達を信じたくて普通でしょう。愚かな医師達はここに明瞭な人間性への裏切りを見せたのであり、続きにその報復が待つことくらいは、どんな愚か者でも分かるでしょう。
 嘘が何度も繰り返されても、自分達の言う事が信じてもらえると考えるのは、単純に幼稚なだけでしょう。繰り返しには限度があるのでした。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

4に続く